比べるものじゃないよね

脚パンだよ脚パン。まるで、アルミフレームにでも乗ったみたい。と言った方がわかりやすいだろうな。たぶん、この表現ってのは、一般的だと思うけど、身体に優しいとか、剛性が高いとか、硬いとか柔らかいとか、すべて雑誌やら、WEBサイトのインプレから出てきた言葉で、それをみんなが信用してるからだろうな。
でもね、そんな言葉じゃ表現できないと思うんだよ。
昨日乗ったのはカーボンのEVO。この時期のクラブランは、山方面に出掛ける事が多く、ならば軽いEVOでと引っ張り出したけど、重量よりもなによりも、その前に、ペダリングをしっかりと受け止めるBBにやられた。
こんな表現をしてしまうと、スチールってのは、受け止めないのか?なんて言われそうだけど、受け止めないわけはない。受け止めるではなく、いなしてくれると言った方がいいか。そこを理解して、重いギアでゆっくりと綺麗なペダリングをしてやれば、しっかりと進む。走り出してしまえば、リズムを刻みやすい。
これと同じ事をカーボンでやろうとすると、いなしてはくれないので、脚にくる。踏むのではなく、軽く綺麗に回す。そんな感じかな。
乗り心地なんてのは、カーボンの方が振動吸収性に勝るわけで、スチールだとチェーンが暴れるような所でも、カーボンなら暴れない。リアが暴れるような所でも、カーボンなら暴れない。ま、リアセンター長によっても違うかもしれないが。
まったく別な乗り物だと思った方がいいかもね。スチールかカーボンかなんて考えはやめて、乗りたいフレームに乗る。これだけでいいんじゃないの?雑誌のインプレに振り回されてると、乗りたいフレームに乗れなくなっちゃうぞ。
とまあ、素人の戯言でした。