情報は最小限で

ま、この歳になると、見えなくなってくるってのもあるけど、サイコンも見なくなるんだよね。クラブランで使用しているのは、ポラールのCS500だけど、心拍もとれるって言うのに、その心拍でさえ、とっていない。いや、真夏だけはとった。体調管理のため。けして、心肺トレーニングをしようとしていたわけでもなく、心拍と、汗、そして、体温を感じながら、やばいかやばくないか。そのためだけに、心拍計。これからの季節だと、心拍なんて見なくてもOK。だって、見たところで苦しいのは同じだし、苦しいからって脚を止めたら、そく一人旅。
購入当時は、斜度なんかも見たよ。でも、見たって登り坂が平地に変る事もないし、気温も見られるからって、見たところで、気温は上がりも下がりもしない。もうこうなると、見るのは速度メインで、たまにケイデンス
よく、ケイデンス100で、クルクル回せなんて言うけど、平地はともかく、登りでそんなクルクルまわりませんって。速度を見つつ、2桁切るか切らないかで踏ん張るだけ(笑)。
CS500を購入当時、ガーミンのedge500なんかもあったけど、画面に沢山の表示ができるってのと、GPSってのが大きな違い。でも、GPSだからと言っても、センサーを付けてる人がほとんどだったし、そうなると、得られる情報はCS500も変らない。こうなると、文字が大きなCS500の方に軍配が上がるか。
でもね、最近は最初にも言ったように、速度メインでケイデンス。こうなってくると、センサーもなにもなく、速度だけしっかりとわかるGPSサイコンで十分ではなかろうかと。GPSならログも取れるし、走ったルートの管理や、距離の管理も簡単。ま、これはガーミンでもできるけど、速度がわかればいいだけだとすると、ガーミンは高機能すぎだし、価格もネック。
そこで登場したのが、キャットアイのステルス10。お店には申し訳ないが、とりあえずお試しにと、Amazonでポチッとして購入。センサーいらずのGPSだから、ひとつあれば、ロードだろうがMTBだろうが、なんにでも使える。文字も非常に大きく、老眼にも優しい。ややこしい設定をする必要もないし。結局の所、お試しが大満足に変って、普段はステルス10、そして、クラブランはCS500。
ま、自分はこれでOKって事で、しっかりと心拍数もケイデンスも管理してなんて事なら、CS500を薦めるが、速度だけわかればいいやと言うのなら、ステルス10を薦める。
ステルス10を薦めるのは、さっきも書いた通りであって、ストレス知らずのお気軽サイコンだから。そして、CS500を薦めるのは、やっぱり、サイコンとしての信頼度。電池交換ができないセンサーだけど、趣味で乗る分には、なかなかセンサーの電池もきれないし、本体の電池だって、これまでに交換したのは1度だけ。おそらく。いや、覚えてないのかもしれないけど、そのくらい長持ち。
あとは、使う人の用途に応じたものなのか。何をしたいのか、何をするのか。そして重要なものはなんなのか。所有する事の満足度ってのもあるしね。よ〜く考えて選びましょう。