無理っす

結局のところ、黍殻山。あのね、無理無理。いや、自分にはね。キャンプ場跡までは、まあダブルトラック。8割ほどは舗装路。だから、ここまではよかった。2時間かかるかと思っていたが、1時間半ほどで。こうなると、あと1時間もあれば、大平分岐まで行けるか?こりゃ姫次も楽勝?と思ったが、ここからが、まあ大変。
結局、2キロちょっとの大平分岐まで、階段階段、また階段。しかも、普通の階段と違って、1段が高い。そして、まともに足が乗らない。たぶん、9割ほどは階段か?それでも、途中こんな景色あり。

トリミングしました。真ん中にスカイツリーが見えるでしょ。意外と空気が綺麗だったって事かも。ま、冬だし。
一度は姫次方向に進んだものの、これまでの行程を考えると、たぶん、帰りつけなくなるかもと言う事で、せっかくここまできたんだし、避難小屋でも覗いて行くかと、ちょっと寄り道

重い扉を開けてみると…。中は綺麗に片付けられてる。そして、大きな薪ストーブあり。火は入っていないから、室内はひんやり。ぶっちゃけ、不気味。まあ、何かあった時のためって事で。
そして、今度は黍殻山を目指す。とりあえず大平分岐まで戻り、そのまま直進してすぐ、左の山道へ。って、ええ?ここ登るわけ?まじ?って感じ。でも、ここまできたし、分岐まで行きましたとか、避難小屋見てきましたってのもなんだし、行くしかないかと、這い上がる。

一応、ここが黍殻山ですってプレートがあるので、証拠にはなるか。なんとか1200メートル越え。先日の仏果山は700ちょっとだもんね。進歩進歩。しかし、ピークだと言うのに、景色はいまいち。それでも、富士山がなんとか見える。

見えるでしょ?枝の向こう。これで周りに気がなければ、日当たりもいいし、なかなかなピークなんだけど。残念だなぁ。あと、もうちょっと登りやすければね。
って事で、今度は下る。とにかく下る。転げ落ちないように下りつつ、大平分岐手前のベンチで、一休み。しかし、じっとしてると、身体が冷える。さすがにまだお昼前と言う事で、あんドーナツだけ食べ、今度こそシャトルのデポ地、水沢橋まで下る。
基本ピストンのため、余程の事がなければ、コースをロストすることもなく。それでも、往路で苦しめられた階段に、再度苦しめられつつ、とにかく転げ落ちないように、それだけ注意して、キャンプ場跡まで。あとはダブトラ林道。
と言っても、やっぱ下りは辛い。膝にくるよ膝に。復路になると、いい加減、肩も痛くなってくるし。いかに荷物を軽くするかってのも、課題だね。って、自転車と同じか。そりゃ軽い方がいい。
スタートから6時間、13時過ぎには、デポ地に到着。とにかく座りたいのと、靴を履き変えたい。シャトルの運転席に納まり、一休み。それから宮ヶ瀬ふれあいの館に寄って、コーヒー飲んで帰宅。
姫次には辿り着けなかったが、なんとか黍殻山には辿り着いた。さて、明日が問題だな。間違いなく、足は動かんな。
だって、脚うりきれてますから。